千葉家
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概要
千葉氏は坂東八平氏・関東八屋形の一つに数えられる下総の豪族。平安時代より下総千葉に土着し、平安末期には頼朝とともに平家や奥州藤原氏と戦う。しかしその後は幼少君主が相次ぐなどして衰微した。
室町中期には一度滅亡するが、太田道灌や東常縁らによって嫡流家の遺児が担ぎ上げられ、復活する。以降は武蔵千葉氏との対立、小弓公方や里見氏の台頭によって勢力を落とし、後北条家との関係強化で勢力を保とうとしているのが現況。
史実ではこの後主君の暗殺が起きるなど混乱が続き、小田原攻めで後北条家が滅ぶとともに戦国大名としては滅亡した。
1550年時点の勢力は、直轄が下総6万石、臣従含めて10万1000石。南の里見が臣従含めて23万8000石、北の佐竹が同17万1000石であることを考えても、やはりこの周りでは劣勢にあるのは否めない。
武将は直轄が当主の千葉親胤1人のみ。臣従大名もいずれも1人大名のみ。合計4人。
里見の追撃で寝返りが起きないうちに武将を一人でも多く呼び込みたいところ。
初期の方針
- 武将を呼び込む。
- 里見と対峙。佐竹も南北が割れてるうちに、小田も余裕があれば狙いたい。
序盤
- 1550年4月、大隅蒲生・上田長尾と同盟。
- 1550年5月、三浦・宇野と同盟。
- 1550年6月、苗木遠山・岩村遠山・浅利と同盟。岩村遠山は斎藤と同盟を結んだ模様。
- 1550年7月、宇野家が滅亡。2名はうちの臣従大名家に降りてきた。
- 以降、リロードで天候を操りつつ勢力を拡大。
- 1550年9月、関東に台風が直撃、里見は撤退した。
9月までに10家と同盟を結び、武将をかき集める。
- 冬場には資金が枯渇。
- 1551年5月。
この1年里見をひたすら翻弄し続け、ついに初の城を獲得。
- 1551年9月。
上杉は山内家に隣接、山内家は大きく崩れたようだ。
ちなみに、理想は秋頃に山内家と隣接、村上家を臣従させ、上杉家と山内家が同盟を組むというパターンだ。
この場合、武田と北条の北伐が若干遅れる。
上田に6ヶ月、沼田に3ヶ月、白井に3ヶ月だとして、4~5回は台風なり大雪なりを直撃させないとならなさそうだ。
弱小大名家でやるなら天候の一つや二つ操れないと一人前とはいえない。
-
深谷城があと3ターンで落ちる。11月は台風が発生しないので、10月に台風が関東直撃するよう願う(リロードする)のみ。
なお、深谷も粘ったため12月まで持つ計算になった。
確率論ゲーム
1551年12月。結局大雪の2%の確率を狙うのはやめた。
でも、確率に粘るのは変わらない。
今月の場合、
- 万喜城の部隊を確実に退却させる(引き分け不可)
- 奇襲を受けることなく小弓城を包囲(浅利の智謀5なのでまあまあ確率高い)
- 深谷上杉家が滅亡し、太田資正が千葉家に落ち延びる
- 信濃の上杉家が奇襲を受けず武力通り武田の侵攻を撃退
が理想解といえる。
理想は4つ全てだが、万喜城+2つが達成できれば続行したいと思う。
- 結局信濃の方は達成できなかったものの、他3つは達成した。
1552年5月、滅亡寸前の小田家の土浦城を横取り。ついでに大多喜城も奪取。
里見家の石高をついに逆転する。
1552年6月、守備兵0・兵糧0の古河足利家の臼井城をハイエナ。
古河足利家の武将は6名、兵士5000人ほどいるが、十中八九関宿城の包囲解除に向かう。
千葉側に向かっても少なくとも臼井城は獲得でき、残れば府退却ハメで武将ごと獲得できる。
まさに古河足利にとっては「進まば地獄・退かば地獄」である。
- 1552年7月。
古河足利が臣従志願。臣従含めた兵力が倍の12000人ほどになる。1年くらいぶりに土気城を解放。
- 1552年9月。
多賀谷家が独立し、小田城が孤立するので奪取。と思ったら兵力補充されていた。
その後、結城は北条に従属してしまった。
1553年1月。
佐竹を二方向で切り崩す。里見はもう風前の灯火なので、軍団を使う。
そして51万石で10位に入った。しかし北条は102万石で北伐を開始しはじめている。
1554年2月。
佐竹の本土を切り崩し不退却包囲で兵力を減らし、臣従させる。115万石で3位。
北条の北伐ラインを下野で抑えることに成功。
【今後の目標】
北条よりも先に東北を抑えます。
中盤
- 1554年5月。
蘆名家が従属志願してきたので、これとこの傘下を臣従。石高で北条を逆転し1位となる。
1554年9月。
上杉家を従属、次ターンに臣従。東北勢は千葉家が睨み付けるだけで降伏する始末。
- 1555年7月。
この年、南部家を従属させ、東北征伐が完了。北条・武田の開戦まで意外に時間がかかった。
その片手間で斎藤と戦争を始めたが、武田が先に同盟を切ってしまい、うまい不退却作戦が崩れる。
- 1557年8月。
北条を従属。関東を統一する。
もう流しても勝てるのでここで統一したことにする。もうゴールしてもいいよね。
しかし城数の割に武将不足。北条や今川を取り潰してもよさそう。
その間、いろいろあった(下総軍団の稲付奇襲、上野征伐、北条家との一時停戦、下野衆の寝返り、武蔵包囲etc...)が、省略。
終盤
統一。
感想
これでレベルD-。
確かに中盤以降は楽だった。
しかし最序盤。周囲はいずれも自国以上の大名家。
武将を各地から呼び込みつつ、少ない武将数と兵力で実力以上の敵を翻弄し続け、
1年以上かかってようやく新しい城を獲得。
正直、C-の最上家やDの筒井家より難しかった。
臣従大名家を無視して表裏比興に徹せばもう少し楽なのかもしれないが、これでこそ真の戦国史プレイヤー(?)か。
いや、これがまだ序の口だというのだろうか。
戦国史は奥が深いものである。
つづく
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