時限爆弾
戦国史における時限爆弾の一覧。
1.上杉南進
- 発動条件
- 効果
- 山内上杉家の瓦解
- 武田・北条の上杉二方向作戦が進む
- 成田家など山内上杉に従属する上野・下野衆、およびそうでないそれらの北条従属・臣従が早まる
- →結果、上杉の滅亡が早まり、北条ないし武田の東北北伐が早まる
- 回避方法
- 1551年9月までそれらを回避する
- それまでに武田家と隣接しているとベター
- 上杉家と山内上杉家が不戦同盟を結ぶ
- 奇襲を決めてくるので武田には敵わないものの、上杉がもう少し粘る
- 北条も山内上杉家と本気で戦い続けないとならない
- →結果、北伐が遅れるため、東北勢や関東の弱小大名でプレイする場合、この引き金が命運を左右する
2.南下する波多野
- 発動条件
- 波多野軍団(細川京兆家臣従)によって細川京兆家が瀧山城を制圧する
- 時間については1552年頃か。
- 効果
- 三好家は初期段階で3つ(本体らがいる山城-摂津、安宅家ら淡路-和泉、そして画像には入らない阿波)に分かれている。
- しかし、本願寺家(初期では敵対だが高確率で同盟を結ぶ)と細川典厩家(以下典厩家)に、阿波軍団は細川京兆家(以下京兆家)従属の阿波細川家に阻まれている。
- しかし、細川京兆家臣従の波多野家は、宿敵大名である細川典厩家の空き城を落とそうと南下してくる。
- 速度としてはそこまで早くはないが、三好家が京兆家の本陣を崩す頃には瀧山城まで来ている可能性が高い。
- そうすると三好家は瀧山城を落とそうとする。
- →結果、少なくとも山城と淡路が繋がる。
- この頃には波多野以外の細川軍団も崩壊しているので、讃岐軍団と阿波細川家も三好の傘下になるだろう。
- 結果として、四国軍団と繋がり、三好の四国征伐が早まる。
- 回避方法
- 以下の画像は以前千葉家でプレイしていた時のものである。
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典厩家家臣の池田家の武将は芥川城を抑えていた。しかし、居城の池田城は背後から伊丹家(京兆家家臣)が抑えていた。
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そこへ台風が襲い、退却した。
おそらくであるが、退却処理は内部では城ごとに行われると推測される。
- 摂津国内での城の順番は、(今回関係あるW細川の城を抜粋すると、)芥川城→池田城→伊丹城→有馬城→瀧山城である。
- 芥川城で一番最初に退却した池田家武将は、まず近い池田城は(内部的には)包囲されたまま。次の有馬城もまた然り。ということで、瀧山城に退却したのではないか。
- なお、池田城を包囲していた伊丹家武将は芥川城へ退却している。
- …まあそんなこともあって、細川典厩家の武将は西摂津の飛び地へと逃げ、波多野家と対峙するに至った。
- 結果、この後両城は守られることとなった。
- ↑の画像は、左が千葉家でプレー(連結失敗)、右が能登畠山家でプレー(連結成功)したときのものである(いずれも1555年4月)。
- やはり右のほうが勢力が伸びている。
- ちなみに、千葉家のときの三好家は、但馬山名→播磨勢と制圧し、この時にやっと連結した。
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